| では、現実的な考え方とは?"投資"を"費用"と合算せずに考える。運用のために必要な"費用"を、例えば前年度を参考に見積もる、ということと、企業価値最大化を目的として、戦略的にITに"投資"する金額を区別して検討をするということです。 |
| 例えば、グリーンITの観点で企業内に散在するサーバーを統合しようと試み、見積もりをとりました。その額は数百万円。このお金を"投資"と捉えず、一時的な"費用"と考えると、経営者の判断は「こんな額は承認できない・・・」となるでしょう。しかし、この計画は将来、価値を生み出す投資です。 |
| サーバーの統合によって、1)管理コストの減少、2)電気代の削減、3)CSRへの取り組みを強調できる効果があります。導入前と比較すると、1)は減少したコスト分、2)は削減した電気代をキャッシュフローとして生み出すことになるでしょう。そして、3)は市場へのアピールで企業価値の向上です。 |
| 投資するということは、=リターン(将来生み出す価値)を求める、ということです。したがって、IT投資額を判断するためには、将来の投資効果を見積もった判断が必要で、数百万円という、出て行くお金だけを見るというのでは、適切な判断ができません。 |