FRONTLINE PARTNERSHIP
中小・中堅企業向け システム提案のための FLP:販売パートナオンライン

ホーム

ニュース

FLP:施策早見表

販促ツール

イベント

トレーニング情報

キャンペーン情報

お問い合わせ

ホーム > FLPパビリオン

FLPパビリオン

セールスパーソンを取り巻くIT市場環境をニュースから読み解き、お客様への提案、商談現場で
役立つ情報としてお届けします。(週1回更新/全12回) ▼解説者プロフィール
 今月のテーマ「いよいよ来月!the Microsoft Conference 2008新製品先取り情報」
 第 9 回 管理者、技術者のモチベーションをはかる Windows Server 2008の新機能(1)
 第10回 管理者、技術者のアイデアを引き出す Windows Server 2008の新機能(2)
 第11回 人が動きやすい環境をつくる Windows Server 2008とWindows Vista連携
 第12回 人を動かす情報を提供する SQL Serverの威力
今月は、the Microsoft Conference 2008の先取り情報として、Microsoft Windows Server 2008やMicrosoft SQL Server 2008の新機能から、中堅・中小企業における、システムを活用したビジネスヒントをご紹介しています。今号は、社員が動きやすい環境づくりという視点で、Windows Server 2008の導入メリットを考えます。
先日、某百貨店の紳士革小物関連のバイヤーの方とお話をする機会がありました。バイヤーの方いわく、3〜4年前をピークにノートパソコンを持ち歩くビジネスマンが減ったため、ビジネスバッグに求められる要因が変化したとのことでした。一時はノートパソコンをいかに安全かつ便利に、少しでも軽く持ち歩くことができるか、という視点でビジネスバッグを探しているビジネスマンが多かったそうですが、今ではノートパソコンを持ち歩かないビジネスマンが増え、そのような視点でバッグを探す方はごくわずかだそうです。
ノートパソコンの紛失による個人情報漏えい事件や各企業のセキュリティ強化策などが影響し、ノートパソコンの持ち出し+社内への持ち込みが禁止された企業が増えたという背景が、ビジネスバッグの商品展開計画に影響するとは、当たり前のようで、興味深い話です。

  対策は、やっぱり"禁止"??
ノートパソコンの社内外での利用に限らず、大勢の人間が同じルールを守り通すという、企業における何かしらのルールを徹底するのは至難の業です。これは企業規模に関わらず、社員数の少ない企業でも同じことでしょう。ルールを守るというのは人間の意識と行動がともなうことなので、悪意のないヒューマンエラーもあれば「自分だけならいいか」「少しの間だけならいいか」という気持ちの問題もあるでしょう。
こうした、人によるミスを防ぐには、本人の意思や判断にゆだねる必要のない環境づくりが必要です。つまり、何かを「禁止」して問題が起きる可能性をつぶすことが、一番簡単で効果的なリスク対策だと考えられます。ビジネスバッグの話題だと、会社のルールとして、ノートパソコンの持ち出し+持ち込み禁止がなかったとしても、万が一ウィルスに感染したら・・・万が一盗難にあったら・・・という、自分自身のうっかりミスに備えて、自分自身で禁止ルールをもっている方もいらっしゃることでしょう。

  Windows Server 2008とWindows Vista連携で社員が動きやすい環境づくり
この"万が一"というのは、ビジネスにおいてとても重要な視点ですが、"万が一"でどこを見るのかによって、人の動きが軽くもなるし、重くもなります。ノートパソコンの持ち出し・持ち込みの場合だと、盗難にあわないように、ウィルス定義ファイルの古いパソコンを社内ネットワークにつながないように、と、考えると、ノートパソコンの持ち出し・持ち込みが禁止です。しかし、万が一盗まれても安全なパソコン、万が一ウィルス定義ファイルが古いパソコンがつながっても安全なネットワーク、そんな条件が揃えば、社員はこれまでと同じように動くことができます
Windows Server 2008とWindows Vistaを連携して利用することで、こうした環境が簡単に構築できます。第9回でもご紹介した、Windows Server 2008の新機能のひとつ、ネットワークアクセス保護(Network Access Protection(NAP))は、Windows Vista、Windows XPにも組み込まれているポリシーベースのセキュリティ機能です。
Windows Vistaを搭載したノートパソコンを企業内ネットワークに接続しようとすると、定められたセキュリティポリシーを自動的に適用し、セキュリティポリシーにそぐわない問題が発見されれば、企業内ネットワークへの接続を許可せずに(アクセスが制限されます)、問題を修復したうえで最終的な企業内ネットワークに接続できます。これを、管理者の手を介して、または各人が実行しようとすれば、かなりの手間がかかるだけでなく、ミスもおこりえます。
導入する立場にいる情報システム部門や経営者に発信される情報としては、Windows Server 2008+Windows Vista連携では、データやアプリケーションの多層防御で非常に高いセキュリティコンプライアンスを実現できるという点が強調されているようですが、利用する社員にとってみれば「禁止ルールが減って、動きやすくなった!」と、そのメリットを非常にシンプルに感じることができると思います。
コンピュータが得意なところはコンピュータに任せ、社員が動きやすい環境かどうか?禁止ルールを減らす発想でシステム環境を見直す時期がきているようです。


森戸 裕一 (もりと・ゆういち)
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役
中小・中堅企業を対象にITを活用した経営手法、企業戦略などを提唱する、コンサルティング事業を展開。マイクロソフト社をはじめとするIT企業、自治体などが主催する中小・中堅企業向けIT化支援セミナーの講師も数多く担当し、“ITで元気になるヒント”の数々を提案し続けている。

【第10回】いよいよ来月!the Microsoft Conference 2008 新製品先取り情報:
管理者、技術者のアイデアを引き出す−Windows Server 2008の新機能(2)
【第9回】いよいよ来月!the Microsoft Conference 2008 新製品先取り情報:
管理者、技術者のモチベーションをはかる−Windows Server 2008の新機能(1)
【第8回】2008年度のIT予算計画 : IT予算の組み方[後編]
【第7回】2008年度のIT予算計画 : IT予算の組み方[前編]
【第6回】2008年度のIT予算計画 : IT予算の考え方[後編]
【第5回】2008年度のIT予算計画 : IT予算の考え方[前編]
【第4回】2008年 何がIT市場を変える?大予想 : トレンドを踏まえてITプランを考える
【第3回】2008年 何がIT市場を変える?大予想 : 2008年ITトレンド Vol.2
【第2回】2008年 何がIT市場を変える?大予想 : 2008年ITトレンド Vol.1
【第1回】2008年 何がIT市場を変える?大予想 : 2007年を振り返る

▲このページのトップへ